番外編 MY SWEET HOME
    第二部  華麗なる食卓



「あ、もしもしミサト?アタシ。今日はあのバカ遅くなるみたい。だから作戦通り早く帰ってきてね」

シンジ帰宅
「ただいまー」
「おかえりー」
「遅くなってごめん。フライドチキン買ってきたからこれでも食べて・・・・アレ?」
「♪見る夢がちがうー着る服がちがうー1度は信じ合えた二人ならー♪
おかえりシンジ。食事できてるわよ」
「は?」
シンジがキッチンに来るとアスカがエプロンしている。
ミサトはいつも通りビールを飲んでいる
「何よ、そんなに驚かなくてもいいでしょ!!!!!」
「え?てかアスカなんで料理なんかしてるの?」
「当番だったからよ」
「はぁぁ?あ、そう」
「それより早くシャワー浴びてきてよ。ずっと帰ってくるの待ってたんだから」
「そうよ。シンちゃん。アスカの手料理、さ、早くシャワー浴びてきて」
「はあ・・・・」
怪訝な顔しながらシャワーを浴び、食卓にやってきて席につくシンジ
「シンちゃんいつも料理ばかりさせてゴメンね」
「さぁアタシの手作りカレー。感謝して食べなさいよね」
「・・・・・・」
スプーンを握ったまま、ジロジロと前に差し出されたカレーを見る
見た目はそんなに悪くないが・・・とりあえず口に含んでみる


「に、にがーーーー!!!!」
「ちょっとバカシンジ!!!!!冗談でもそういう差別発言は言っちゃダメよ!!!!!サッチモに謝りなさい」
「ニガーじゃねえよ!!!!苦いって言ったんだよ!!!!!なんだよコレ!!!!鍋の底が焦げてんじゃねえのか?」
「う、うっさいわね、男の癖にイチイチ細かいこと言ってー黙って食べなさいよ!!!!!!!」
「ネギやもやしが入ってるのはまだ許せるとして・・・・この米ベチャベチャじゃねえか
俺が朝炊いてた米はどうしたんだよ・・・・・」
「うっさいわねー。私が炊きなおしたわよ」
「ああ!?んで米はどうしたんだよ」
「捨てたわよ」
「捨てたただと!!!!!!!!!!!!!!!ヽ(`Д´)ノお前表出ろやコラ!!!!!!!!!食べ物を粗末にしやがって!!!!!!!」
「なによ!!!!!折角全部手作りで作って上げたのに!!!!!!!!!!もう知らない!!!!!!!!!!!」
自分の部屋に駆けていくアスカ
「あのバカ女・・・・ホントに捨ててやがる」
「シンちゃん・・・・あのそんなに怒らないであげて。アスカ一生懸命作って待ってたのよ」
「知るか!!!!!!!!こんなにメチャクチャにしやがって・・・鍋真っ黒じゃんこれもう使えねえよ」
「ゴメンなさい。シンジ君・・・・私からも謝るからアスカを許してあげて」
「黙れヽ(`Д´)ノ。お前ら二度と台所立つな!!!!!!!!!!!!」

つづく

BACK / INDEX / NEXT