ダンサー・イン・ザ・ダーク/または私は如何にして心配するのを止めて猟奇的な彼女を愛するようになったか
ああ、碇ゲンドウだ、ああ・・・なーんつってージュニアの方だよーん。ネットの一部ではバカシンジと呼ばれてるが
キモオタ童貞のいう事なんて気にしてないよーん。だって最高の美少女と俺は一緒だから・・・
今、ネルフ本部からの帰りで電車に乗ってる。でも今日は特別な日だから家には帰らない。
「コラッ!」
電車の床に落書きする小さな子供にしかりつけるアスカ
「電車はノートじゃないわよ!落書きやめなさいよ」
俺とアスカは目的地につくまで楽しいゲームをする。
「あの落書きを左足で超えたらアタシの勝ち、右足ならシンジの勝ち」
「バツは?」
「そうねえ・・・」
「・・・・キスを」
「気持ち悪い。デコピンね」
乗客が通る。右足。アスカのアゴを掴む。目を瞑ってるアスカマジ萌え。でも容赦なくデコピンする俺。
「これって不公平。アタシは女だからビンタね」
「じゃあ俺もビンタだろ。男女平等だろ」
「・・・いいわ。シンジもビンタ、アタシもビンタ。その代わり、思い切りやるのよ手加減したら、ぶっ殺すわよ!」
「わーったわーったアスカがビンタで俺がデコピン」
「それこそ平等よね。あ!今の人左足で越えたの見たわよね!」
「いきなりビンタするな!」
「次が来るわよ」
車内を行進する戦略自衛隊。全員左足・・・連続ビンタを喰らう俺。
「これでラストオオオオオオオ!!!!!!!!」
激烈痛い、でも幸せ・・・・かわいいアスカは俺のモノ
今日は繁華街に出てクラブで踊りにいくのです。3014丁目のダンスホール。本日は月に一度の制服ダンス大会
高校卒業した人たちが高校時代の制服着て踊る。でもこっそり中学生も来てるってゆうわけ。
地下へ降りるドアを開ける。アスカは大学時代の学生証を受け付けで見せる。俺は・・・・顔パスw
踊り疲れた俺は少し休憩。恐怖の戦場という名のミルクシェイクを飲む
「よおリトル・ゼ。ヴィッセル神戸Jリーグナビスコ天皇杯ACL4冠達成おめでとう」
「ありがとう。モウリーニョ監督はさすがだよな」
「村上タイガースは残念ながら今年もまた最下位だけど」
「あんなのタイガースじゃねえよ」
店内のやかましい騒音の中で大きな声で話し掛けてくる友人たち。俺は町ではリトル・ゼという名前で通ってる。
エヴァのパイロットとしての立場を利用させてもらってちょっとこの街じゃ顔がきくのさ。
実在したブラジル人とはまったく無関係だ。外国人の多いこの店はアスカもお気に入りなのさ。
「しかしリトル・ゼ。あの娘みたいな美少女いったいどこで見つけてくるんだ?うらやましすぎるぜ」
アスカはどこにいっても目を引いてしまう。ほら今もボンクラ大学生が声かけてる。でもすぐに俺のトモダチが
やってきて裏に連れ込んでいった。アスカは俺のモノだ。誰にも触れさせない。しなやかな体の線。
制服から匂いたつ第二次成長期。大人になりきれないあどけない笑顔。思春期のあやうさ。
我を忘れそうな俺・・・・
しかし今日のアスカ、どうしたんだろ。いつもと様子が違う。彼女も我を忘れてはしゃぎまくってる。
「シンジー何してんのよー」
「いやちょっと休憩」
「どうだか。またアタシをいやらしい目で見てたんじゃないの?」
アスカは座ってる俺の席までくると、隣のトモダチのグラスを横取り豪快に飲み干した
「アスカ飲みすぎじゃない。なんだかはしゃいでいるけど」
「はぁ?大丈夫に決まってんじゃない。ナめんじゃないわよ」
そう言って俺の髪をクシャクシャ撫でる
「でもそれテキーラだぜ」
「まったくアンタって男のくせに小さいことばっかり言ってほんとにガキね」
あやすように俺のオデコにキスをするアスカ。冷やかす友人たち。子ども扱いされて照れ笑いしてみせる俺。
「さ、踊ろう」
「おいおい酒が回るから少し休めよ」
「何言ってんの。夜はこれから。それともアタシとは踊れないってえの!!」
シンクロ率が落ちてることを気にしてるのだろうか?足取りのおぼつかないアスカをなだめる。
そんな時トモダチが気を利かせて、音楽を激しい曲からゆったりした曲に替えた。チークタイムだ
「なんだーつまんなーい。もっと躍らせなさいよー」
俺はしなだれかかってくるアスカを抱きとめ、ゆったりと流れるようにエスコート。
息はぴったりで周りから感嘆の声が上がる。ユニゾンの成果。それも一緒に住んでるんだから当然だ。
「ほら、たまにはこういうのもいいだろ」
仏頂面にさっきのお返し、オデコにキスするとアスカは少し微笑んだ。アスカは俺のモノ。誰にも渡さない
案の定酔いつぶれたアスカをオブってタクシーを捜す俺
「10代は危険ですよ。コンドームでエイズ予防を。みなさん楽しい夜を」
「いいんだよ。俺は生派だから」
タクシーに乗り込むと寝言でアスカは俺の肩に寄りかかって、ママと呟く。
かわいいアスカ・・・可哀相なアスカ。はっきり言って彼女は騙されてネルフにやってきたと俺は思ってる。
だってそうだろ?エヴァのパイロットがエリートな訳ない。悪い大人たちに騙されて利用されて踊っているのさ。
まったくこいつの親は何やってんのか。俺の親父みたいな奴なんだろうか?最低な親だ。かわいそうに・・・
アスカの髪を撫でてやると彼女は甘えたような声で俺に抱きつく。
でもそのおかげでこの天使は俺の元へ降りてきてくれた。アスカは俺のモノだ。
シャワーを浴びて、バスタオルを腰に巻く。アスカはベッドでスヤスヤ眠ってる。俺はゆっくりと
ベッドに近づいてゆく・・俺は14才だ。男子中学生だ。言い訳するつもりはないが俺はアスカが好きだ。愛している。
まぁアスカだけが好きだとは断言できないが、いつもうっとうしいくらい傍にいて、
自己主張するのは愛情に飢えている証。このあどけない笑顔を見て何も感じない何もしない男なぞ男ではない
つうかね、俺サルベージされてから性欲凄まじくなっちゃって、どうにもできんのよ。いやコントロールする力も
あるんだけど、その、したくないのよね今は。要するに心の問題。もう止められません。
碇シンジは惣流アスカラングレーを抱きます。一つに結ばれます。文句あっか?
ゆっくり顔を近づける。アスカの寝顔。マジ犯罪的です。星が一つ傾く美しさ儚さだぜ。
きっと2006年春頃に銀河系から離脱していった天王星はアスカのせいだろう。
そっと添い寝する。甘い寝息を嗅ぐ。貝殻のような耳たぶを噛んでみる。「ママ」と小さな寝言(*´Д`)/lァ/lァ
性格の激しさや自信過剰なところに惑わされがちだが、本当はアスカは普通の女の子なんだ。
だから抱く!碇シンジはアスカと結ばれる!文句あっか!
俺は覆い被さり静かに眠る顔を見つめた。そして溢れる想いをこめて口づけした。
柔らかい唇が俺を受け止めた。その唇を上下とくわえあげ、軽く噛みしゃぶり、擦って舌を差し込んだ。
するとアスカの舌も俺の口に差し込まれた。俺は夢中で絡め取ろうとした。アスカの目が開いた。
「気持ち悪い」
俺は腹に蹴りを喰らい、床に転がりこむ。
「アンタって前から思ってたけど、本当救いようのない変態ね。反吐が出るわ!!!!!!!!!」
アスカはそう吐き捨て洗面所に駆け込みうがいをする。その音を聞きながら俺はもだえ苦しむ。
情けなく喘ぎながらも何とか俺は立とうとするが・・・・・体が動きません!!!!!
「ムダよ。アンタの口の中にしびれ薬のカプセル入れてやったから」
キスしてるうちに?この女マジかよ・・・・・・・・・・まるで女スパイのような狡猾さだ。ぬかった!!!!
「さあて、このクソ変態バカシンジにはおしおきが必要ねえ」
冷たい笑みで見下ろすアスカに何かを言おうとするも体中痺れて釣られた魚のように口をパクパクさせるだけで
声が出ない。俺は髪を掴まれベッドに腰掛けるアスカの前に正座させられた。全裸で
「このクズ!ゴミ!アンタ自分が何やろうとしてたかわかってんの?虫けらの癖に!!!!!!!」
容赦のないケリを喰らい悶絶する俺。おまけに薬のせいで指一本動かすだけで体中に激痛が走る。
「自分は虫けらの分際でアスカ様の肌に触れようとしたどうしようもないクズです、と言え!!!!!」
俺は激痛に耐えながら必死に口を動かし復唱した。
「申し訳ありませんでしたアスカ様。虫けらシンジは命をかけてお詫びいたします、と言え!!!!!!!!!!」
文字通り虫けらを見るような冷たい視線に怯えながら俺は復唱した。
「このクズが!!!!!!!!!」
顔にツバを吐きかけられた。
「・・・あきれたアンタこんな時におっきくさせて・・・・・・・ほんとに変態クズね」
そうこの状況下でも俺のペニスは膨張していた。そしてグリグリ踏みつけられた。
羨ましい?とんでもない!痛くてマジ死にそうです・・・・・・・・・・・
苦しげにうめく俺を見て、アスカがおもむろに制服のスカートを脱いだ。ピンクのパンツが見える
そしてスラリとした片足を俺の目の前に差し出した
「舐めなさいよ」
吸い込まれそうなアスカの瞳に抗えるはずもなかった。先ほどまで凶悪に蹴られていたその足
アスカの足指を口に含むとちゅばちゅばとねぶり始める。
「うふふ。くすぐったいわ。足の指の間も綺麗に舐めなさい変態くん・・・・・・・・んっ」
言われるままに足指を一本一本ねぶって指の間までも丹念に味わい尽くす。
「クスクスそうよ・・・うまい・・・・ん・・・ぁ・・・い・・・じゃない・・・・ハァハァ」
しだいに荒くなってゆくアスカの呼吸。甘い汗と吐息が充満した部屋。俺の頭は痺れてゆく
痛みよりも美少女の肌に舌を這わせているという興奮が勝ってきた。これがA10神経?
尖らせた舌で土踏まずをなぞってゆくとアスカの体があからさまにピクピク震え出す
「はぁはぁ・・・・ファーストの名前・・・・んっ・・・・・言ってみなさいよ」
上気した顔で命令するアスカ
「綾波・・・・・・・・・」
俺が言うと蹴りが飛んできた。痛い。なぜ?
「休むんじゃないわよ!」
意図が掴めぬまま俺は差し出された足に奉仕を再開する。
「ミサトの・・・・・名前・・・・・言って・・・・みなさいよ・・・・・・・・」
「ミサト・・・・・・・・・っ!!!!!」
又蹴られる。
どうやら自分で命令しておきながら俺が女の名前を口にするのが気に入らないらしい。だがどうにもできない。
親しい人物の名前を呼ぶにはどうしても親しみがこもってしまう。みんなだってそうだろ?
だがアスカにはそれが気に食わない。自分以外の女の名前を俺が呼ぶのが嫌なのだ。
「ヒカリの名前言って・・・・・・・みなさいよ・・・・・・・」
俺を見つめるアスカの瞳をなんと形容すればいいのだろう?青春の暗い熱情・・・・・・・・・
俺はアスカの命令通り名前を口にして蹴られ続ける。痛い。けどどうしようもない
そしてアスカの呼吸ももう隠しようないくらい乱れてくる。
「精子バンク」
俺は復唱した。蹴られた
「・・・・・アタシの父親はその精子バンクでママが買った精子の・・・・・・・っん・・・ぁ・・・・・
・・・・一つなの・・・んっ・・・アタシは試験管の中で生まれたの」
アスカは何か話し始めた。俺は黙って奉仕しながら聞く
「あたしの父親の精子を売ってたバンクは学歴人格共に厳しい・・・・きゃっ・・・ん、ん・・・資格審査にパスした人の
精子しか置いてないの・・・・ハァハァ・・・もちろんそれを買う女性の方も相当な資格がいるの・・・よ・・・・・」
興奮か優越感か、高ぶる高揚感を見せつけるように、小鼻を膨らませた顔で俺を見下ろす
「その中でも・・・・・・くぅん・・・・最高と言われる天才科学者の精子がアタシの父親なの・・・よ・・・つまり・・・あっ
・・・・・つまりあたしは一流の精子と一流の卵子が出会って生まれたのよ・・・つまり・・・つまり・・・んっ・・・ぁ・・・
・・・アタシは選ばれた人間・・・・・特別ってことなのよ・・・・ハァハァ・・・・・・・・アタシは特別な人間なのよ・・・・」
目を閉じアゴを反らして肩を震わせる。我慢ができないのかそれとも絶頂へ向っているのか
手でシーツを掴み太ももをモジモジと擦りつけている。ピンクのパンツはここから見てもわかるように湿っている
気丈な少女の抱える孤独
薄明かりに照らし出されたその恍惚の表情はまるで天を仰ぎ復讐を誓う堕天使のよう
俺はそんなアスカを見上げ痛みをこらえながら静かに言った。
「そうだよ、アスカは特別だよ」
アスカは夢を見ているように俺を見つめる。その瞳に微笑みかける
「人間はみんなそう。アスカも俺も。この世に生まれてきた人間はみんなみんな特別なんだよ」
夢から覚めたようにしばらく目をパチクリさせていたアスカだったが、やがてワナワナと肩を震えさせた
「アンタとアタシはちがうわよ!!!!!!!虫けらの分際で!!!!!!!!口答えして!!!!!!!死ね!!!!!!!!」
俺はアゴに強烈な蹴りを喰らい。そのまま床に倒れこんだ。
「でたまえ碇シンジくん」
低い声で呼ばれ目を覚ますとそこはネルフ本部の留置所だった。どうやら俺はネルフ保安諜報部に保護されたようだ
頭がガンガンする。顔中傷だらけだ。きっと酔いつぶれてケンカでもしたのだろう。それにしてもまったくひどい夢だった
「総司令がお会いになる」
俺は言われるままに置いてあった制服に着替え手錠をはめられ連れて行かれた。
「思ったより元気そうだな」
人を威圧するようなだだっぴろい執務室。親父はPCに向ってキーボード叩きながらこちらを見もせずに言った。
寝起きに最も聞きたくない声だ。俺は返事をしない。とりあえず机に向ってツバを吐く。もちろん届かない
「さて・・・・・と」
親父はキーボードを叩くのをやめ、腕組してモニターをジっと見ている。何かの映像が再生されているようだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
人の声が聞こえるが、ここからは何を言っているのか聞き取れない。親父が俺をちらりと見て音量を最大にまで上げた
(自分は虫けらの分際でアスカ様の肌に触れようとしたどうしようもないクズです、と言え!!!!!)
(・・・・・・・・・自分は虫けらの分際でアスカ様の肌に触れようとしたどうしようもないクズです)
(申し訳ありませんでしたアスカ様。虫けらシンジは命をかけてお詫びいたします、と言え!!!!!!!!!!)
(・・・・・・・申し訳ありませんでしたアスカ様。虫けらシンジは命をかけてお詫びいたします)
「不純異性交際、セカンドチルドレンの私的占有、稚拙なSM、これら全て変態行為だ。何か言いたい事があるか」
「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
俺は逃げ出した
どれくらい走りつづけていたのだろうか。辿り付いた場所はなぜか学校だった。手錠はめたまま電車に乗ったのか?
わからなかった。とりあえず俺は用務員室で水を飲み。ハリガネを借りて手錠を外す。
さてここからが正念場だ。やられっぱなしで逃げたら男が廃る。何よりあの堕天使を救える男は俺だけなのだから
アスカは俺のものだ。俺は2−Aの教室へと向う・・・・・・・・・・・
「我々人類はセカンドインパクトというこの世の地獄から再び立ち上がったのです。今年々子供の数も減ってきています」
「・・・・・・・・・・送れてすいません」
「話は聞いてる。席につきなさい」
(な・・何を聞いたんだ!!!!!!!!!!根府川先生!!!!!!!)
「あーこれからの時代を担う君たち若い世代が・・・・・・・・」
平静を装って席につくと、机に突っ伏して寝ている赤毛頭が見える。俺はそれを睨みつけながら残りの授業を受けた。
「はぁー終わった終わった。シンジ、どうしたんだ?なんかやったの?」
「碇くん。顔すごい怪我。大丈夫?保健室連れてってあげる」
「いいよありがとう、イテテテ」
俺は心配そうなケンスケとヒカリに笑顔で言った。でも笑顔を作ると顔が痛い
「ほら、無理しないで碇くん。ほら保健室行こ。ん?アスカ?」
気付くとアスカが机の前までやってきていた。
「アスカ?どうしたの?2人とも何かあったの?」
ヒカリの問いに答えず、勝ち誇った笑顔、無言で俺を見下ろすアスカ。俺は目を合わさず俯いて立ち上がる
アスカが俺の前に立ちふさがる。固唾を飲んで見守るケンスケとヒカリ。俺はそっとアスカの耳元に口を寄せた
「ゆうべは最高でした・・・・アスカ様」
アスカの目が大きく見開かれる。
「今夜もご奉仕させてくださいませ・・・・アスカ様」
「変態!!!!!!!!!!」
舌を出しチロチロと動かす俺にアスカは顔を真っ赤にして叫んだ。そしてそのまま教室を飛び出す。
「変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態!!!!!!!!!!!」
アッカンベーをしてスカートを翻し廊下を走り去ってゆくアスカ。俺は敗北を勝利にかえた。
アスカの姿はゆうべの堕天使のように怖くも憎らしくもみえなかった。今この瞬間の自由をせいいっぱいにはばたく、
儚いさだめの小鳥のように、このうえもなく可憐で、いたいけで愛しいものに見えたのだ。
何度でも言おう、アスカは俺のものだ。
おわり
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