番外編 博士の愛した声帯模写



夕食にリツコを招待するミサトとシンジ。
細やかではないが男らしくボリュームのあるシンジの料理で久々の満腹感を味わうリツコ
「ねえリツコ、シンちゃんたらおもしろいのよーシンちゃんーアレやってよー」
「なに?お笑い?私あんまり見ないからわからないんだけど」
「はいはい一番碇シンジモノマネやります。司令と副司令がファミレスに行ったら」

「いらっしゃいませー2名様ですか?」
「ああ」
「おタバコはお吸いになられますか?」
「ああ」
「碇、いいのか」
「ああ」
「こちらメニューでございます。ご注文お決まりでしたらお呼び下さい」
「碇、本当にこれでいいんだな」
「ああ」
「お決まりでしょうか」
「和風ハンバーグ定食二つ」
「すぐお持ちしますのでしばらくお待ちください」
「ああ」
「おまたせしました和風ハンバーグ定食2名様」
「シナリオどおりだな」
「ああ」
「鉄板の方お熱くなっていますのでお気をつけ下さい、ではごゆっくりどうぞ」
「ああ」
「老人達が黙っていないぞ」
「ああ」
「こちらお済みでしょうか?」
「ああ」
「お下げしてもよろしいでしょうか?」
「ああ、冬月あとを頼む」

珍しく腹を抱えて大笑いしたリツコ。
その後、碇司令といる時笑いをこらえるのが大変らしい

おわり


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