「まったく持つべきものは友達ってカンジ、なシンジ」
「友達だったんだー知らなかた」
「毎日同じ山の中で息苦しいと思ってねーたまの日曜だからデートに
誘ったんじゃないのよー」
「じゃあ今日はホントにミサトさんとデートですか、この帽子今日のこの日のために買うたんです」
「うんうん下につける帽子もちゃんと用意しとけよ」
「豪華なお船で太平洋をクルージングよー」
「おお空母が5戦艦が4大艦隊だー」
「よくこんな老朽艦が浮いていられるものねー」
「大艦巨砲時代は終わったぜ」
「いやいやセカンドインパクト前のビンテージものじゃないすか?」

「ハローミサト元気してた」
「まーねーあなたも背伸びたんじゃない?」
「そ、他のところもちゃんと女らしくなってるわよ」
「紹介するわ。エヴァゲリオン弐号機専属パイロット、セカンドチルドレン
惣流・アスカ・ラングレーよ」

第八話 アスカ、来日



「で?噂のサードチルドレンはどれ」
「どうもD.I.Jと呼んでくれ。メロンソーダとチリドッグそれさえあれば生きていけるタフガイさ」
「気持ち悪い。なんで手錠ハメられてんの?」
「女らしくなったところを見せてくれたら教えてやる」
「何しでかすかわかんないからなのよ゚Д゚)=○)゚Д)」

エヴァ弐号機引渡しでもめるミサトと太平洋艦隊
「海の上は我々の管轄だ。黙って従ってもらおう」
「わかりました。だたし有事の際は我々ネルフの指揮権が最優先であることを」
「おい折角協力してもらってんだからもっと愛想良くしろよミサト」
「アンタはどっちの味方なのよ!」
「あい変わらず凛々しいなー」
「加持先輩っ」
「なんでアンタがここにいるのよ!」
「彼女の随伴でね、ドイツから出張さ」

船室でお茶する一同
「今付き合って奴、いるの?」
「それがアナタに関係あるわけ?」
「アレ、つれないな」
「先週ロシア系のダンサーと別れて火曜日からカナダ人の法学部の学生と。九州人の野球選手はキープで」
「お前は黙ってろ!」
「君は葛城と同居してるんだって」
「まぁな」
「彼女の寝相の悪さ、直ってる?」
工エェ工エェ(゜Д゜(゜Д゜)゜Д゜)(゜Д゜ェエ工ェエ工
「それよりコイツのセックス中毒ぶりにはマジ勘弁。毎日メスの匂い撒き散らして臭いのなんの。
きっと80のババァになってもファックし続けている事だろう。育った環境が環境だから気の毒かもしれないが」
工エェ工エェ(゜Д゜(゜Д゜)゜Д゜)ェエ工ェエ工
ゴ━━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━━ルァ!!
「( ´,_ノ`)y―┛~~ 相変わらずか。碇シンジ君」
「相変わらずじゃないわよ!」
「どうして僕の名前を?」
「そりゃ知ってるさ。この世界じゃ君は有名だからね、何の訓練もなしにエヴァを実戦で動かした
サードチルドレン」
「そんな偶然ですよ」
「偶然も運命の一部さ。才能なんだよ君の。じゃあな、又後で」
「サンキュー加持さん。君とはうまくやれそうだ」
「冗談じゃないわ・・・悪夢よコレは」

「にぎやかでおもしろい人ですね、加持さん」
「お願いだからアイツと関わらないで。一人でも手におえないんだから」
「サードチルドレン。ちょっと付き合って」
「ミサト手錠外して」
「絶対ダメ」

手錠をハメられたままアスカから弐号機の説明を受けるシンジ
「情熱色なんだね弐号機って。知らなかった」
「違うのはカラーリングだけじゃないわ。所詮、初号機と零号機はプロトタイプとテストタイプ
けどこの弐号機は違うわ、これこそ実戦用に作られた、世界初のホンモノのエヴァンゲリオンなのよ」
「でもなんで乗るのがお前なの?最高にタフなエディ・マーフィーみたいのと一緒に戦いたいんだけど
ションベン臭い女は勘弁・・・・」

第六使徒 ガギエル、襲来

「どこ行くんだよ」
「ちょっとここで待ってなさいよ」
プラグスーツに着替えるアスカ。デジカメで撮影するシンジ
「覗かないでよ。てかなに撮ってのよアンタ!!まったくどうして男の子ってバカでスケベなのかしら」

弐号機に乗り込むアスカとシンジ
「アレ、バグだ」
「思考ノイズ、邪魔しないでって言ったでしょ」
「なんで?」
「アンタ日本語で考えてるでしょ、ちゃんとドイツ語で考えてよ」
「ハイルヒットラーハイルヒットラーマインカンプ!!」
「バカっいいわよもう。思考言語切り替え、日本語をベーシックに・・・アレまたバグだ」
「プッシープッシープッシー、サックマイディック」
「ぶん殴るわよ!!」
「わかったよ。太平洋、弐号機飛び込む水の音。日本語だろ?」

使徒と戦うアスカ。手錠されてるからといいながら触りまくるシンジ。
んでなんとか勝利

9月21日月曜日、2−Aに転校してくるアスカ。女ばっかりでうんざり半分、期待半分のシンジ
綾波みたいに脅すのは無理っぽいが、仲間が増えて素直に嬉しいシンジなのだった。

つづく


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