一躍学校のアイドルになるアスカ
「ハローシンジ。グーテンモーゲン」
「弐号機の引渡しが済んだんならサッサと帰れよ。コンパニオン」
「誰がコンパニオンよ!アタシはパイロット。
なに嫌そうな顔してんのよ、この私が話し掛けてるのよ?ちったぁうれしそうな顔しなさいよ」
「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 」
「気持ち悪い。で?ファーストチルドレンはどこ?ハローアタシアスカ。エヴァ弐号機のパイロット。仲良くしましょ」
「命令があればそうするわ」
「マトモなのは私だけね・・・」

第九話 瞬間、心、重ねて



第七使徒 イスラフェル襲来

「・・・したがって今回の迎撃は上陸直前の目標を水際で迎え撃ちイッキに叩く
初号機並びに弐号機は交互に目標に対し波状攻撃、近接戦闘でいくわよ」
「初めての共同作業だね。いや二度目か」
「気持ち悪い。じゃ私からいくわ。援護してね」
「今年のルーキーは威勢がいいネェ」

失敗

「3回8失点でほろ苦いホームデビュー戦でしたとさ」
「もうーあんたのせいでめちゃくちゃになっちゃったじゃない」
「黙れよNOとしか言えないアメリカ人。外人枠はまだあるんだぞ」
「まったく恥をかかせおって。いいか君達。君達の仕事はなんだかわかるか」
「ファンを熱狂させるエンターティメント性に溢れた野球」
「違う巨人に勝つこと・・・それじゃなくて使徒に勝つことだ。こんな醜態をさらすために
我々ネルフが存在している訳ではない。そのためには君達が協力しあって」
「なんでこんなバカと!」
「お前がやってみろよジジィ」
「もういい」
「どうしてみんなすぐに怒るの?」
「大人は恥をかきたくないのさ」
「あれミサトは?」
「後片付け、責任者は責任とるためにいるからな」
「マジで!!!左遷?マトモな司令官キボンヌ」

家に帰るシンジ。家に引越してきているアスカ
「おいおい、モノには順序ってものがあるぜハニー」
「あんたこそまだいたの?あんたは今日からお払い箱よ。ミサトはアタシと暮らすの」
「おい俺の引き出しの中の顧客名簿捨ててんじゃねえぞ!!!ぶっ殺されてえのか!!!!」

帰宅したミサトに説明を受ける2人
「第7使徒を倒すには2つの核に対しての2点同時荷重攻撃しかないの
エヴァ2体によるタイミングを完璧に合わせた攻撃よ、そのためにはあなたたちの協調完璧なユニゾンが必要だわ。
そこであなたたちにはこれから一緒に暮らしてもらうわ」
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工工。イヤよ!!!昔から男女7才にして同衾せずってね!!!」
「コンビ名は{爆笑補完計画}にしようぜ。サードインパクト、みんなで起こせば怖くない」
「よしなさい」

惣流さんのお見舞いに来た委員長、途中碇君の見舞いにきたトウジとケンスケと合流、イヤな予感。
チャイムを押すと出てきたペアルックの二人を見て激しくショック。
(碇君・・・二人っきりで赤ちゃんの作り方、こっそり私だけに教えてくれるって言ったのに・・・・)
仕事上仕方なく同居しているらしい保護監察官のお姉さんに事情を聞くも、納得できない委員長
ユニゾンが合わず罵り合う二人を見て少し希望を見出す委員長。
だが代わってユニゾンする碇君と綾波さんのなんとも言えない男と女の雰囲気を見て絶望する委員長
もうイヤやってらんないわと出てゆく惣流さん。それを見つめる碇君
もう男の子なんて信じない。ほのかな思いと未練を断ち切るため声を張り上げる委員長。
「イーカーリークーン。追いかけて!!女の子泣かせたのよ!責任取りなさいよ!!」
部屋を出てゆく碇君の背中を見ながら、
(バカ。私のハートを返してよ・・・サヨナラ、碇君、私の初恋)
、と心で泣く委員長。

夜、ミサトがいないので別々の部屋で寝る2人
ウオークマンを聞きながら寝るシンジ
「俺の憧れーアメリカ帰りのラングレー。真っ赤なボディーに使徒も悲鳴を上げるー」
寝ぼけてシンジの隣に横になるアスカ、急接近。
「礼儀知らずのーかわいいアスカ。罠に落ちたよ、抜け出せないー」
ズボンを脱ぐシンジ。寝言でママと呟くアスカ
「誰か早く助けてあげて、彼女は僕の戦友・・・」
ズボンを穿いて、離れて眠るシンジ

第七使徒 イスラフェルに再び決戦を挑み勝利する二人
だが着地失敗
「ちょっとアンタアタシの弐号機になんて事すんのよ!普段からボケボケっとしてるからよ
昨日の夜だって寝ないで何してたの、寝てる隙にアタシの唇奪おうとした癖に・・・」
「わかったわかった、抱いてやるよ」
「エッチ痴漢変態信じらんない!!!!!!!!!!!」
「ネルフはそういうシステムなんだよ。実際は碇ゲンドウ主催のSEX教団なんだから。
男女問わず、貫通してない穴はないよ。さあみんなでジンギスカーン!」

第3新東京市中に響き渡ったこの会話以後、しばらくシンジの姿は見えなかった

つづく


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