第拾伍話 嘘と沈黙

 

シンクロテストを終えてエレベーターに乗り、レイの胸元へ手を入れるシンジ
「へへへ明日親父と会わなきゃいけない。どんな話したらいいかな?(っ´∀`)っ」
「どうして私にそんな事聞くの・・・」
「お前が親父と会ってるの知ってるからさ・・・ウヘヘなぁ親父と俺どっちがイイ?」
「ん・・・わからない・・・ん・・・ぁ」
スカートの中に手を入れるシンジ
「そ、それが聞きたくて昼間から私の方見てたの・・・んんっ」
「(*゚∀゚)っここはまだ生えてないな・・・お前はすぐ濡れるからなまったくウヘヘ
淫乱なお前を知ったら親父どんな顔するかな?」
濡れた指をレイの頬に擦りつけるシンジ
「な、何を言う・・・のよ・・んっ」
苦しそうに顔をそむけるレイ
「うへへ綾波は本当にHで、かあいいなぁ(*´д`*)ムッハー 」

「ただいまー」
「おかえりー」
「もう寝なさいよー明日デートじゃなかったの」
「そう、そうだ、ねえアレ貸してよラベンダーの香水」
「ダメ」
「ちぇケチー」
「子供のするものじゃないわ。シンジ君は部屋?」
「それが・・・篭りっぱなしよ・・・」
「そう・・・・」
「ねえミサト不気味なんだけど、アイツ何か企んでるんじゃないの・・・」
「そう・・・・」

「シンジくーん。開けるわよー」
「あんだよ」
「シンジくんにも色々あると思うけど、明日良識ある行動をお願いするわね
お母さんにも会うんだし・・・」
「わかってるよ・・・・」
「これからわかるのよ・・・ってアンタ何それ!!なんでアンタの部屋にカーネルおじさんがいるのよ!!!!!」
「無礼な事言うな!!!!!!!!バモイドオキ神に向って!!!!!!!!!愛するバモイドオキ神様へぼくはいま14歳です。
そろそろ聖名をいただくための聖なる儀式「アングリ」を行う決意をしなくてはなりません。
ぼくなりに「アングリ」について考えてみました。「アングリ」を遂行する第一段階として、自分なりに筋書きを考えました。
その筋書きはこうです。独身男やもめの中年ヒゲ男の首を・・・」
「アスカー警察!警察呼んで!」
駆けつけたアスカは口をアングリ・・・


母親の墓参りに行く父と子
「3年振りだな、二人でここへ来るのは」
「あの時ミニ四駆を買ってくれって言って買ってくれなかったんだよな」
「人は思い出を忘れることで生きていける、だが決して忘れてはならないこともある」
「ミニ四駆はもういいよ。プレステ5買ってくれよ」
「ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私はその確認のためにここへきている」
「結局買ってくれないのね別にいいけど・・・写真とかねえの?」
「残ってはいない。この墓もただの飾りだ。遺体はない」
「剥製にして持ってんじゃねえの?お前ならやりかねない」
「全ては心の中だ。今はそれでいい」
「勝手な事ばっかり言いやがって・・・お前の心の中にはいねえよ。
母さんは俺の心の中だけにいる。お前が知ってるのはプッシーの摩擦感触だけだ」
「時間だ。先に帰るぞ」
「親父!お前、俺が怖いんだろ!!!!!妻が産んだ息子である存在の他人がよー」
「そうか」
「お前は弱っちい人間だ!!!!!!!!3年分のお年玉よこせよこの野郎ー!!!!!」
掴んで投げつけた砂は父親の背中には届かず、強い風に流されていった。

チェロを弾くシンジ。平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846
「あーべーまりーあーあー」
小さな拍手の音
「結構イケルじゃなーい。そんなの持ってたの」
「てめぇにホメられても嬉しくねえぇよ。さっさとペルーへ帰れよ」
「もう何怒ってんの!父親に関わるとすぐそうなるんだから。バッカみたい!!!!」
「お前こそ男の家に行って帰ってこないのかと思ったのに」
「なんでよ。タイクツだからジェットコースター待ってる間に帰ってきちゃった」
「てっきり男の家でナスカの地上絵ならぬ、アスカの痴情絵を描いてくるんだと思ってた」
「フン、バッカみたい。ねぇもしかしてアンタ妬いてんの?キモいんだけど」
「家に帰ってくんな。結局、俺がメシ作るんだろがボケ」
「お前が出てけ!!!!!!!」


{あー、シンちゃん?あたしぃ。いま加持君と呑んでるの。そ、三次会}
ミサトからの電話を受けるシンジ
「ミサト?」
「うん、もっこり一発だから先に寝ててってさ」
「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「大丈夫だよ。加持さんとだけじゃないから」
「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「ねぇシンジキスしようか」
「Babyこんな俺だけど愛して・・・・・何?」
「キスよキス、したことないんでしょ」
「はぁ・・・・」
「じゃあ、しよう」
「どこに?」
「どこにだよ!!!!!!!」
「歯磨いてくる」
「まったく・・・折角機嫌直してあげようと・・・どこへ連れてくのよ!!!!!」
「ムードのある所さ」
「なんでアンタの部屋?まぁいいわ、キスだけだからんぐっ!!!
・・・・・・ンガッ・・・・・ん、ん、ん、ん、ん、ンガガ!!!!!!!!!!!どこ触ってんのよ!!!」
「いいじゃん、今ごろミサトも楽しんでるって。俺達も楽しもうぜ」
「だからキスだけだって・・・んぁっ」
「ウヘヘやっぱ喧嘩した後は燃えるよな」
「そこ、擦っちゃダメ・・・・」
「ヘヘヘアメリカじゃ遊んでたんだろ?いいじゃねえか」
「は、離せやコラ!!!!」
「そのつもりで家に来たんだろ?」
「死ね!!!」

ミサトが加持に連れられ帰宅
「加持さん加持さん!!助けて泊まってってーシンジに犯されるー」
「この格好で出勤したら笑われちゃうよハハハ」
抱きついた加持さんの腕のラベンダーの香水でダブルショックのアスカ
「今日は乱交パーティで楽しもうぜー」
後でニヤけるシンジ。
(((( ;゚ρ゚)))アワワワワ
アスカは未知の生物である「男」としての隠された野性を目の当たりにし
シンジに強烈な恐怖感を感じるのだった

つづく

BACK / INDEX / NEXT