第壱話 「使徒、襲来」


時に西暦2015年
特別非常事態宣言の出された無人の街に碇シンジはいた。
「ダメか・・・やっぱくるんじゃなかった。きっと最近流行りの父さん父さん詐欺だったんだよ
この写真もパネルマジックで実物は・・・うああ!!!」
使徒と国連軍の戦闘に巻き込まれるシンジ。
「あ、いたいた」ミサト、叫び逃げ回るシンジを発見。
「うああああ!」

「ゴメン、おまたせ」
若い女性を見てやっぱり来て良かったかも、と思うシンジ。

「ちょっとまさかN2地雷を使うわけ!伏せてっっ!」
押し倒されてやっぱり来て良かったと思うシンジ

「大丈夫だった?」
「ああ、口の中がシャリシャリするけどな、ここじゃいつもこうなのかい?」
「まぁね、じゃいくわよ。セーノッ!」

「フウ、どうもありがとう助かったわ」
「この街の保険会社で働くのはやめとくよ、カツラギさんHAHAHAHA!」
「・・・ミサトでいいわよ。あらためてよろしくね、碇シンジくん」
「D.I.Jと呼んでくれ」
変な奴と内心思うミサト

ジオフロントへ降りてゆくミサトとシンジ
「特務機関ネルブ」
「フよフ、ネルフ。国連直属の非公開組織」
「親父の職場でしょ」
「まぁね。お父さんの仕事知ってる?」
「マンハッタン計画みたいなもんスかネ?」
変な奴、と心底思うミサト
へへ俺ってインテリだろ?と内心思うシンジ

エレベーターで上がるミサトとシンジ
そこへ水着の上に白衣の美人博士
「あらリツコ」
「何やってたの葛城一尉、人手も無ければ時間もないのよ」
「    _  ∩
 ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  ⊂彡
「例の男の子ね」
「そうマルドゥックの報告書によるサードチルドレン」
「よろしくね」
    _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
「これが又父親ソックリなのよー。可愛げのないところとかねー」
(・・・親父この女たちといったいどんな関係なんだろ?)

「人の造り出した究極の汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン
その初号機。建造は極秘裏に行われた、我々人類の最後の切り札よ」
「コレが親父の仕事?」
「そうだ、久しぶりだなシンジ」
「これはこれは親父殿!」
エヴァに乗るよう説得するリツコ、ゴネるシンジ
「親父なんで俺呼んだの?」
「お前の考えてる通りだ」
「じゃあコレに乗って闘えと?何を今更・・・」
「必要だから呼んだまでだ」
「えーなんで俺が、観光は?たまってたお小遣いは?」
「他の人間には無理だからな」
「マジかよーハメられた」
「説明を受けろ」
「勝手な事ばっか言ってんじゃねえぞ!女ばっかの職場で何を非公開の組織だ!
どうせお前、妻に先立たれた悲劇の独身気取ってキャラ作ってんだろ!フン
で危ない仕事は全部俺。ガキなんて又いくらでも作れるってか!フザケんな!母さんはな
お前を呪って死んでいった。苦しみながらずっとお前を呪って・・・!」
「帰れ」
「( ゚д゚)ポカーン」
「( ゚д゚)ポカーン」

運ばれてくる包帯姿のレイ
「レイ、予備が使えなくなっ」
「やるよパパ!俺に任せとけ!さぁもう大丈夫、君は俺が守るから」
「レイに触るな、帰れ」
「( ゚д゚)ポカーン」
「( ゚д゚)ポカーン」
「やりますやります。口から糞を垂れる前にサーと言いますからぁ」
「帰れ」

つづく

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